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第105回、無事終了致しました!

 投稿者:新米世話人・金  投稿日:2011年10月25日(火)14時16分53秒
  第105回中目黒落語会、無事終了致しました。
昨日の根多は、鯉ちゃ「熊の皮」、可女次「西行鼓が滝」、鯉昇「蛇含草」、可女次「竹の水仙」、鯉昇「芝浜」でした。

鯉ちゃさん、
しっかり丁寧な口調できっちりとした高座でした。
可女次さん、
次々に繰り出されるくすぐりが会場全体の空気をどんどん熱くしていきました。
鯉昇師匠、
文句なし!強烈なフラ、ふわふわと掴み所のない飄々とした高座姿。
この季節に芝浜は不意打ちでした。聴くところによると、三木助、柳橋から受け継ぎ、談志師匠にアドバイスを受けて創り上げた芝浜だそうです。
泣けて笑える芝浜は鯉昇師匠の真骨頂でした。

ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました。
 
 

百回の向こう側

 投稿者:田舎の隠居メール  投稿日:2010年12月 8日(水)23時10分13秒
  下座のお囃子がこれほど腹にしみわたるとは!
志ん生文楽の出囃子は、泣きたいほど懐かしかった。
鶴田弥生さん、ありがとう。
実に贅沢な百一回目。
お囃子のほかに、高座、座布団、のれん、中入りと打ち出しの掛け声、お客さんのざわめき、いろんなものが少しずつ集まって寄席を作っていることがよくわかりました。

前座の宮治さん、絶妙なのは太鼓の腕前だけじゃあないですね。気合の入った取りもちで、席全体を暖かく盛り上げました。

竜楽さんの三席、楽しみました。今回は珍しく折り目を崩して目いっぱいのにぎやかな笑い。どんな話でもできるのですね。どこまでうまく、大きくなっていくか、底知れません。正攻法の精進を感じます。中目黒寄席の大黒柱の一本になるような気がします。

夕映えに桜紅葉が散り残り

 

100回目

 投稿者:席亭気取り  投稿日:2010年10月11日(月)00時11分14秒
  お陰さまで100回記念公演を行う事ができました。無事に!
席亭気取りとしては、「100回までやれればいい」と常々覚悟して来ました。
それがここに来て、お手伝い頂ける多くの方々に集まって頂き、
それに加えて、手軽に組み立てられる高座を会場に置いていただけることになり、
この年になっても、やって行ける気になりました。
元々、良いお客様と応援して頂ける噺家さんには、恵まれております。
多くの人々の支えの上にいつまでも中目黒に笑いが聞こえますよう念じております。
みなさん。有難うございます。
 

落語の奥行き

 投稿者:田舎の隠居メール  投稿日:2010年 6月14日(月)02時22分6秒
  「蓮台奇縁」を初めて聞きました。いい噺でした。

枕だなと思った導入部がちっとも終わらない。人情噺と見当をつけたものの、いつまでたっても人情が出てこない。行きずりの旅人四人の名前と職業が馬鹿に正確に紹介されてから、話はどんどん四人から離れていく。宿の主の身の上話も、深刻になりそうな要素は、どれも結局無事円満に収まってしまう。その間しゃれも地口もなし。何も事件の起きない噺になぜこんなに引き込まれるのだろう。

どうなるのかと思う処まで引っ張って行って、期待通り、伯父甥の奇跡的な出会いで締めくくり。終わってみれば、渡る世間に鬼はなしということわざが生きていた時代があったことに気がつきます。見事な話芸でした。

チラシによれば、今松さんは馬生の弟子だったとのこと。全くケレン味のない、隅々まで行き届いた馬生の噺を思い出しました。

正太郎さんは正攻法の古典落語。一生懸命で好感を持ちました。がんばれ。

寄席囃子梅雨待つ空の重さかな
 

春先走り

 投稿者:田舎の隠居  投稿日:2010年 2月25日(木)12時51分56秒
  春近く こんなにいたか 噺好き

結局満員になった客席に若い人が多かったですね。噺家さん二人も気合が入っていたし、お客さんも気がそろっていた。余計な楽屋話もなく、丁寧に仕込んだ噺が四つ続いて、近ごろ出色の後味のいい高座だったと思います。

菊六さん、うまくて驚きました。大変な才能の持ち主ですね。流れるような口跡もきれいです。噺の中に中目黒を織り込んでくれたり、立派なものです。歌舞伎のせりふ回しも堂に入ったものでした。これから幅と奥行きができていくに違いありません。とても楽しみです。

兼好さん、うまい。話し方の程の良さというのでしょうか、過不足がなくて安心でした。筋書きにも人物にもいろんな工夫が凝らしてあって、噺の彫りが深くなっています。今世間で騒がれている話題をネタに仕組んで、ちょっと無理な落ちでお客を笑わせたところで「こんな程度のものです」と謙遜することも忘れない。いい意味でとても姿勢のいい噺家さんだと嬉しくなりました。

兼好さんのホームページで絵日記を読みました。久しぶりに涙が出るほど笑いました。

絶妙なコンビのお二人でした。百回目を迎える今年の中目黒寄席、いいスタートです。
 

二の酉の日でした

 投稿者:田舎の隠居  投稿日:2009年12月 4日(金)22時20分8秒
  秋席の鳳楽さん鳳志さん、正攻法を感じました。小手先の笑いではない話芸。聞く方としては、懐かしさというのか安堵感というのか、噺家さんへの共感が、先ずあります。(それだけに、楽屋話が長くなると、失望感も生まれます。)

落語の筋書きは、大体は弱いものが救われる締めくくりですね。おかげで、聞いているこっちも救われる。めでたい気持ちで寄席を後にします。その点、「鼠穴」は、話の筋はきわどいところでめでたい場面に戻ったけれど、人間関係の地獄を覗いた記憶がちょっぴり残りました。これが人情話の人情話たるゆえんですね。鳳楽さん、磨きあげられた見事な舞台でした。

二の酉を 思い出しけり 寄席半ば
 

出発点

 投稿者:田舎の隠居メール  投稿日:2009年 8月26日(水)11時33分34秒
  天候不順の中での夏席、雷と土砂降りの雨も、開演の頃には収まって、新しい真打ち二人の出発の会は、久し振りの超満員で、和やかに話し収めてめでたいことでした。

前座の鯉ちゃさん、入門以来日が浅いにしては口が滑らかだと思ったら、落研以来研鑽を積んでいたとのこと。助走十分なので、どう言う具合に成長するか楽しみですね。

鯉之助さんは来年の真打ちが既に予定されているとのこと。物腰も話しも落ち着いていて、本格派の王道を歩いているらしい。大いに期待します。

鯉太さんの語り口は珍しい。噺家言葉を使わずに、元気のいい若者の日常会話で古典落語を披露してくれました。これは勇気のある挑戦ですね。途方もなく難しいけれど、挑戦し甲斐のある大きな課題だと思います。根気よく磨いていけば前人未踏の素晴らしい作品に行き着くだろうと思います。楽しみです。

鯉枝さんの新作落語を聞きながら、懐かしいものを感じました。何故だろう。

不自然な生活を営んでいる東京を、田舎の人間の新鮮な目で見るというのは、歌謡曲などでも最近余り見掛けなくなった状況設定でしょうが、これは明治以来の日本社会で、基本的な状況ではないでしょうか。豪華で最新式の都会が、実は軽薄で中身がないと言うことを、素朴な農村の視線によって容赦なく暴露して笑い飛ばす。これは江戸落語では表現できないことかもしれない。でも考えたら、江戸落語は江戸という環境の中での建て前と本音の矛盾を笑っているのだから、落語としてはどちらも同じように、世間の建て前や権威を笑う世界です。鯉枝さんの新作は、落語の本道を行っていると思います。

懐かしいと思ったのは、多分、鯉枝さんを聞きながら、松鶴家千代若さんを思い出したからではないかと思います。奥さんの千代菊さんと一緒に舞台に出て来て、絶妙のタイミングで「もう帰ろうよ」と遣っていた人。鯉枝さんが上京させた青年も、何度か「もう帰る」と言いましたね。そうです。東京には、真面目な人間を追い返す性質があります。青年が最後まで東京に妥協せずに、「こんな所にいたくない」と思い続けることを期待します。


鯉昇さんは、こんな具合に我が道を行く若手を育てているということを発見して、さすがだと思いました。真打ち昇進はスタートだという師匠らしい言葉にも共感しました。

雷鳴も 真打ち披露の 賑わいに
 

8月の中目黒寄席

 投稿者:席亭気どり  投稿日:2009年 7月18日(土)16時42分23秒
  今年の春、鯉昇一門では2人の真打が誕生しました。
春風亭鯉枝と滝川鯉太です。
両君は対照的な芸風です。
今回は新作専門の鯉枝君です。
中目黒には何度か見えてますが、
成長を見るのが楽しみです。
 

五月の席

 投稿者:田舎の隠居メール  投稿日:2009年 6月 1日(月)00時33分55秒
  一年で寒くもなく暑くもないのは五月寄席だけです。
冷暖房付きの席ではその有り難さが遠くなったかも知れません。
以前の席なら季節を感じないわけにはいかなかった・・・と昔を懐かしむようでは駄目ですが、季節を感じなくなったらお酒も旨くない。せめて噺の中身で季節を想像しましょう。

夢朝さんは伸び盛り。ソバの食べ方はもう立派なものです。それにしても沢山食べたな。

平治さんを聞いたのは初めてでした。随分口跡のいい人だと思っていたら、講釈師の真似がでて、これは本物以上でした。こういう決め技があると、それを土台に使っていろんな枝葉を伸ばしていけるから聞いていて安心です。安心して笑えます。大いに笑いました。

そういう芸が出来るのだから、業界の先輩同僚をネタにして笑いを取らなくてもいいと私は思います。たとえお客に受けても、控え目にする方がいいですね。おまけにとんでもない遠方から遙々持ってきてすとんと落とす見事な枕を連発する構想力もあるのだから、尚更です。既に十分に真打ちの力を発揮しているけれど、もっと先が楽しみな噺家さんだと思いました。

みそなはせ 憂き世も 枇杷の 色かたち





夢朝さん、伸び盛り。
 

修業の成果

 投稿者:田舎の隠居メール  投稿日:2008年12月 8日(月)02時05分35秒
  今年最後の中目黒寄席が終わりました。

数年前、あの足許手許も定まっているとは言いにくかった青年鯉奴さん、名前も鯉橋と大きくなり、立派な噺家さんになって帰ってきました。師匠の芸風がにじんでいて、気合いの入った修業が偲ばれます。嬉しいですね。鯉橋さんが成長している間、こっちは年を食うばかりで恥ずかしいことです。時そばの落ちの仕込み、お見事でした。

柳好さん、気持ちがいい噺家さんですね。落語の話には桁外れな人物が多いのに、柳好さんが演じると、手の届くところに等身大の人物が現れるようでした。この浮世、どっちを向いても口先ばかりでとげとげしい。寄席にきてほっと救われた気持ちになるのは、掛け値なしの心がこもった話を聞けるからで、柳好さんはそう言う話のエキスみたいなお人柄と見受けました。子守歌代わりに落語を聞いて育った人かな。

今年は三十周年記念興行も無事済んで、いい年でした。では春席までお元気で。

三日月の細さを泣くか寒烏
 

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